1993年、バブル経済が崩壊した直後に私はエクスウェアを設立しました。
周辺からは、この不景気な時に会社を設立することに反対だったようですが、私は会社を設立しました。なぜこのような時期に?
それは、当時私が所属していた会社の業績が悪化し、部下のリストラを命じられたことがきっかけでした。
私は部下をリストラするのではなく新たなステージを作ることを選んだのです。
幸い、当時の取引先は私のチームに仕事を発注したいと言ってくれ、その言葉も会社設立の後押しになりました。
人を大切にしたい、その思いがエクスウェアに根底にはあります。
会社の設立、リーマンショック、これまでの様々な危機的な状況の中で、お客様から手を差し伸べてもらい、エクスウェアは28年間事業を継続してきました。
そして感じていることが、自分達が困ったときにお客様が手を差し伸べたくなる企業であることの大切さです。
私の思う世界一とは、「規模が世界一」でも「売上が世界一」でもありません。
エクスウェアと関わりを持つお客様が、「エクスウェアは世界一の会社だな」と思っていただけることだと考えています。
そのためにはまず、エクスウェアの社員とその家族が「エクスウェアは世界一の会社だ」と思える企業にすることです。
決して簡単なことではないと思いますが、私が実現できなければ皆さんで実現して欲しいと思います。